老後の備えとして、また先々の人生の備えとして、単なる貯蓄ではなく投資を考えるサラリーマンが多くなっています。
一昔前は、国債や株式投資しか方法は有りませんでしたが、現在は投資をする分野も幅広くなりました。
その一つとして注目されるのが不動産投資、中でもマンション経営を行いながら資産形成と不労所得を得るという方法です。
金融商品としてのマンション
一般的に分譲マンションを選ぶきっかけは、自身と家族が住まう場として生活の拠点を探す必要が出てきたことに依るでしょう。
しかし、マンション経営を考えるなら、自分が住みたいマンション物件という考え方をまずリセットしましょう。不動産投資はいわば金融商品です。実際にはマンションを購入して、その購入物件を他人に賃貸することで家賃収入を得ます。
という事は、人が借りたいと思う物件(商品)を手に入れて人に貸す流れを考える必要があります。
貯金を毎月コツコツと続けても、金利が低い今の時勢では、貯めた貯金はそれ以上に大きく増やすことは不可能です。
とはいえ、株式などの投資はリスクが大きく難しそうだ、という人にこそ進めたいのが「マンション経営(資産形成)」なのです。
ワンルームマンションで管理も楽に
都心を中心としたワンルームマンションのニーズは非常に高く、また単身者は住宅を購入せずに賃貸で決めようとする志向があります。
何かと物騒だとうわさされる東京での一人暮らしに、万全なセキュリティは絶対条件です。オートロックやテレビインターホン、監視カメラなど、安全に暮らすことができる環境を整えている完備ワンルームマンションの需要が非常に高くなっています。
2DK以上のファミリー層向けマンションで経営を行うと、家族で使用するため(特に小さなお子さんがいる家族なら)傷みが激しく、マンション設備や内装のメンテナンス箇所が多くなってしまうので、修繕費がかさみます。
ワンルームマンションであれば、住まう人はおおむね1人となりますし、家族で済むマンションよりきれいな状態で生活してもらえるでしょう。
マンションのメンテナンス
ワンルームマンションを人に貸した後、次に住む人が決まって変わる前には、きれいにメンテナンスを行う必要があります。
このメンテナンス業者をあらかじめ決めておき、入居者へ各内装修繕に必要な金額を事前に見積もって設定しておくことで、一定のサービスを決まった料金で依頼することができ、コスト管理も容易になります。
サラリーマンをしながらマンション経営も全て自分で行うのは、時間的にも無理が生じます。事務的仕事やメンテナンスをオートメーション化して、流れをつくることができれば、自分で動く必要もなくなり、コンスタントに得ることができる家賃とコスト管理に集中できます。