人口の推移から見る、東京都心の物件でマンション経営を勧める理由

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マンション経営はマンションを賃貸して得られる家賃が収入となりますので、マンションを借りてくれる人がいることが大前提となります。したがってマンション経営を成功させるためには、借りてくれる人が多そうなエリアに物件を所有することが近道だといえます。そのような観点からお勧めするエリアは、人口の推移から見ると東京都内で、特に区部エリアの物件を所有されることをお勧めします。

 

東京都内の物件をお勧めする理由

マンション経営を行うのであれば、東京都内、特に区部の物件をお勧めしますが、それはやはり、今後も人口が増加傾向で推移することが見込まれているためです。

2015年に行われた国勢調査の結果から、既に日本の人口が減少傾向に入っていると言われています。これは総人口の話であって、人口の増減はエリアによって差があります。そのような中で東京都の人口は、今後も当分の間人口の増加が見込まれているのです。人口が増加すれば、増えた人の住むところが必要となるためお勧めできるのです。

次に東京都心、特に区部の物件をお勧めする理由としては、人口の増加が区部のほうが大きいのが理由です。更に区部には企業の本社などが多く存しているため人口が集中しやすく、人口が集中すれば飲食や物販などのサービス業が必要となるため、更に人口の集中が起こります。また、区部の地価が高いために、マンションや戸建住宅を新たに所有することは難しく、多くの人は賃貸マンションなどを借りて住むことになります。このため東京都内、特に区部での投資をお勧めするのです。

数字で見る人口の推移

それでは東京都と区部の人口予測について具体的に見てみたいと思います。

東京都人口統計課人口予測担当が平成24年3月に発表した「東京都区市町村別人口の予測」によると、既に減少期に入っている日本の人口動態のなかにあっても東京都の人口は2015年から2020年までに0.3%の上昇が予測されています。この後2025年には2020年に対して0.4%減少します。しかし、東京都の「多摩・島しょ部」では、2020年には既に2015年に対して0.7%の減少となっています。すなわち区部の人口上昇が高いために、東京都全体では2020年の人口は増加傾向で推移しているのです。「区部」の2020年の人口は2015年比で0.7%、2025年は2020年比で0.6%と上昇傾向で今後10年程度は推移する見込みとなっています。その後、減少に転じますが、全国や多摩・島しょ部と比較すると大変緩やかな減少です。

更に物件は厳選が求められる

東京都23区での物件取得をお勧めするのは上記の理由からになりますが、東京都であっても人口自体は2025~2030年には減少傾向に入ります。今後はますます物件を厳選していくことが必要となるとともに、どの住戸タイプを選ぶかも重要な選別事項になっていきます。特に都区部の単身世帯数は2030年も増加傾向で推移することが見込まれていますので、今後も区部のワンルームマンションの賃貸需要が続く可能性が高いと思われ、最もお勧めできる投資対象となります。