
マンション経営を始める際には、物件選びのポイントのひとつに中古物件かどうかがあります。中古物件を選ぶことによるメリットにはどのようなものがあるでしょうか
新築物件と新古物件
マンション選びにおいて中古物件以外から探すとなると、「新築物件」又は「新古物件」ということになります。ところでマンションが完成してすぐに購入できるものは新築物件ですが、いつまで新築物件という呼び方が出来るのでしょうか。また、新古物件とはどのようなマンションのことを指すのでしょうか。
まず、新築物件ですが、新築という言葉を使用できるマンションは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定義されており、建築後1年以内、かつ、建築後未入居であることが条件となっています。したがって、新築の定義から外れたマンションは中古マンションということになるのですが、高く売りたい販売業者としては出来る限り中古という表現は避けたいところです。
そこで一部の金融機関では未入居、かつ、建築後2年までであれば新築物件として扱うことから、このような物件を新古物件と呼ぶようになりました。
新築物件と新古物件の価格上昇
新築物件は、残存耐用年数が長く担保評価も高額となるために、金融機関の融資が付きやすいというメリットがあるほか、最新の設備であることから、賃貸市場でも強気の賃料で募集をしても入居希望者が現れやすいというメリットがあります。
新古物件は、いわゆる売れ残りというイメージもあることから、新築と比較すると割安な価格で購入できるメリットがありました。しかし、近年のマンション価格の上昇に伴って新古物件にも注目が集まり、在庫数の減少ととともに価格は新築物件同様に上昇しています。一部では新築販売時と同様の金額で売却している物件も散見されます。
中古物件のメリット
マンション経営の観点からいけば、初期費用は出来る限り抑えて安定した運用が見込める物件に投資したいところです。その点を考慮すると、中古物件であれば多少価格が上昇傾向にあるとはいえ、豊富な流通量があり、立地に優れた価値の落ちにくい物件が見つかる可能性が高いというメリットがあります。しかし、投資対象として適切な物件の選択を行う必要があるため、その判断を求められることになります。このようなときに良きアドバイザーに恵まれると、マンション経営が上手くいく可能性が高まります。












