マンション投資にはいくら自己資金が必要?

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マンション経営に取り組んでみたいと思ったら、まず気になるのは必要となる自己資金ではないでしょうか。また、マンション経営に興味はあるけれども多額の自己資金が必要だと思い、最初から諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。マンション経営にはいくらの自己資金が必要なのでしょうか。思っていたよりも負担が少ないかもしれません。

 

マンション経営に必要な費用

マンション経営を行うためには賃貸用マンションが必要です。しかし、マンションの取得費だけではなく、初期費用といって購入代金以外にもお金が必要です。

不動産仲介手数料、司法書士への報酬、ローン利用の手数料、登記費用、印紙税などがあり、マンション価格の6~8%程度と言われています。これらは最初に必要なお金のためイニシャルコストとも呼ばれます。更に運用、維持していくために必要な費用があります。ローン返済額、マンションの維持管理費、固定資産税、保険料、修繕積立金などが該当し、ランニングコストとも呼ばれます。

これらの費用のうち、自己資金はどれだけ必要になるのでしょう。

購入時に必要な自己資金

一般的に自己資金として、マンション購入代金の2~3割程度の頭金と初期費用が必要と言われています。しかし、頭金に特別な決まりがある訳ではなく、金融機関が了承すれば頭金不要(フルローン)、初期費用も含め(オーバーローン)で融資を受けることも可能です。もちろん、すべての金融機関、物件で可能な訳ではありませんので、担保価値の高い物件と融資してくれる金融機関を探す必要があります。

条件としては、投資額が比較的少額となるワンルームで、収益性が高く、購入者の属性(勤務先や年収など)が良ければフルローン、オーバーローンで融資を受けられる可能性は高くなります。これらの条件が揃うと、少なくとも初期費用と少額の自己資金だけで融資が受けられて、マンション経営を始めることができるでしょう。

運用・維持に必要な自己資金

運用・維持のために自己資金を負担することになるかどうかは返済計画と深い関わりがあります。家賃収入からランニングコストを賄うのがマンション経営の基本スタイルであり、ローンの返済額を調整することによって、月々の収支をプラスにすることも可能です。ローンの返済額は返済期間や借入額などの調整次第となりますのでシミュレーションを綿密に行いましょう。月々の収支がプラスになれば初期費用などのイニシャルコストを運用によって回収していくこともできます。

担保評価の高いマンションであれば、マンション購入資金10万円程度でもマンション経営に取り組むことも可能です。従って収益性の高いマンションと融資可能な金融機関を探すことが大切なのです。