
マンション経営を始める時、初期費用であるイニシャルコストばかりに注目してしまいがちですが、実際に経営が始まると建物や設備を維持するために必要なランニングコストがかかります。家賃収入が得られるからと、イニシャルコストだけ支払い終えていれば問題ないと思うかもしれませんが、ランニングコストを軽く考えないようにしましょう。
マンション経営でかかるランニングコストの種類
ランニングコストは毎月支払うものもあれば、1年や数年に1度のみのものもあります。それぞれ支払うタイミングは異なりますし、金額もバラバラです。事前にいつ、どのくらいの費用が必要なのか、把握しておくと後で慌てなくて済みます。
マンション経営におけるランニングコストとは、物件を維持するために必要なコスト、入退去に関わるコスト、さらに経営を維持するために必要なコストに分類することができます。それぞれの分類にはどのような費用が該当するのか確認しておきましょう。
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物件を維持するために必要なコスト
・管理会社に対する物件の管理委託料
・修繕、リフォーム費用
・修繕費積立金
・共有部分の水道光熱費や電球などの消耗品代
・消防など設備点検費用
・キッチンやトイレなど、部屋ごとの設備機器のメンテナンス費用
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入退去に関わるコスト
・家賃の集金業務や入退去手続きなど、入居者管理を管理会社に委託する費用
・入居者募集にかかる広告費用など
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経営を維持するために必要なコスト
・物件を購入する際に利用したローンの返済
・不動産取得税
・固定資産税、都市計画税
最も注意したいランニングコストは?
ランニングコストの中で、最も大きく金額が掛かるのが大規模修繕工事です。定期的なメンテナンス次第で、大規模修繕工事の規模や費用は異なるからです。そのため、日常からマンション自体の清掃や管理が行き届いており、定期的にメンテナンスされていることが重要です。
マンション管理組合がしっかり機能しており、定期的にメンテナンスや軽微な修繕が行われているか、また、毎月徴収されている管理費や修繕積立金は適正な金額になっているか確認しましょう。
将来安心して不労所得を得るために
安定したマンション経営を継続することで、家賃収入をローンの支払いに充てて完済できれば、いずれ老後を迎えた時には不労所得を得ることができます。そのためにはマンションの価値を下げず、安定して所得が得られるようにしておかなければなりません。
マンション経営を始めるのなら、計画段階でどのようなランニングコストが必要になるのか、支払うタイミングや金額を想定しておきましょう。












