賃貸経営を行う時のマンションの選び方は?

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賃貸経営を行う場合、どのような基準で物件を選べばよいのか、迷うのは当然のことです。マンション選びの基本はニーズの高い物件を選ぶことですが、入居者が賃貸住宅にどのようなことを希望しているのかを知る必要があります。そこで、実際に賃貸物件に住んだ方が、ここにこだわって正解だったと満足した項目をいくつかご紹介します。

 

駅からの距離

賃貸物件を選ぶ時、最寄り駅からの距離は必ず確認される項目ともいえるほど重視されがちです。その中で、駅までの距離が短い物件を探している方はとても多いといえます。また、乗り換えなどが楽な沿線を利用できる駅の場合や、終電時間が遅い駅が最寄り駅の場合は人気が高めの傾向です。

買い物などの利便性

近くにスーパーやコンビニがある物件は人気ですが、それに加えて病院や図書館、DVDのレンタルショップなどがあるとより人気が高くなります。

バス・トイレが別か

バスとトイレが一緒になっている物件の場合、トイレやトイレタンクにカビが発生しやすくなります。人気が高いのは、やはりバスとトイレは別々になっている物件といえるでしょう。

収納スペースの数や大きさ

なるべく物を増やさないようにと思っていても、だんだんと衣類や趣味のものなどが増え、収納スペースが不足して困るという方は少なくありません。そのため、収納スペースが多くある物件や、広い収納スペースのある物件は人気が高くなる傾向がみられます。

光ファイバーなど高速通信設備

インターネットは日常生活に欠かせないツールですが、さらに快適な通信環境を整備してくれるのが光ファイバー回線で、中にはケーブルテレビとセットになっているものなどもあります。すでに導入しているという賃貸物件も数多くみられますが、入居者自身が個別に契約しなくてもよいため人気が高くなります。

揺れに強い物件か

日本全国で地震が頻発していますが、揺れに強い賃貸物件はやはり人気です。新耐震基準が適用となった1981年6月1日以降に建築確認を受けているか、それ以前の物件でも耐震補強工事を済ませているか確認しましょう。また、住宅性能表示制度の検査を受けて、耐震等級2または3に認定されていれば安心です。

部屋は2階以上にあるか

2階以上の部屋は侵入者が入りにくいなど防犯面が強化されるので、人気も高めの傾向といえます。日当たりや景観などを重視する方にも、1階ではなく上の階が人気のようです。

収益マンションを選ぶ時には入居者の気持ちになってみること

このように、賃貸住宅を探している方のニーズはいろいろです。入居者の気持ちになって、自分なら何があると物件に魅力を感じるか考えてみると、さらにニーズに対応したマンション選びができるようになるでしょう。