マンション投資で賃貸経営するときの収益物件の選び方は？

不動産投資には色々な形がありますが、マンションのオーナーとなって賃貸経営を始めようと思う場合、収益物件の選び方に迷いが出ることもあります。

マンションを選ぶ時に何を重視すればよいか考えると、投資プランにあった物件であるかが最も重要です。

投資プランをしっかり立てていたとしても、ターゲットになるマンションと合っていなかえれば、そのプランを実行できなくなる可能性があります。

入居者を獲得し、快適に住むスペースを提供できるマンションなのか、自分が考えた投資プランを実行できるのかを踏まえた物件の選び方が重要となるでしょう。

マンションに投資し、賃貸経営を行えば、毎月の家賃収入を得ることができます。また、最終的には売却して売却益を得るという出口を先に決めておくこともよいでしょう。

そのためには、入居者が容易に獲得しやすい物件であること、そして、購入した時にかかった金額よりも売却した時の金額が大きくなることが予想される物件であることが求められます。

人気のエリアにある物件であれば、この2つを満たすことができやすくなるので、立地条件はマンション投資において重視したいポイントです。

ただ、いくら立地がよくても住む方の気持ちになったマンション選びができていなければ、入居者は獲得できないでしょうし、いざ売る段階でも買い手は見つかりにくくなってしまいます。

日のあたらない部分が腐食していないか、鉄部に錆は発生していないか、タイルの浮き沈みやひび割れ、エントランス周りなど、気になるところを確認しておきましょう。

さらにマンション自体が明るいイメージか、周辺環境の雰囲気、最寄駅からマンションまで歩くとどのくらい時間が掛かるかなどもチェックしておいたほうが安心です。

購入を検討するエリアに多く住んでいる層とターゲットとなる層は合致するかなども把握しておかなければ入居者の獲得に苦労してしまうかもしれません。

確かに利回りが高いマンションは魅力的に感じてしまうものです。ただ、表面利回りはマンションの価格に対してどのくらいの家賃収入を得ることができるのかをあらわし、あくまでも部屋が埋まっていればという想定のもとで計算されます。

あくまでも表面利回りは入口段階での目安なので、実際に賃貸経営を始めた時や最終的な出口段階に意味を持つ数字ではないと理解しておきましょう。

わかりにくい部分もあるかもしれませんので、もし迷った時には専門家に相談することをお勧めします。