不動産投資のうち、マンションを所有して賃貸経営を行う方法は、初心者でも比較的始めやすい不動産投資といえます。
マンションの1室のオーナーとなり、人に賃貸物件として貸し出すことで、毎月家賃収入を得ることができるという投資スタイルです。
どのような物件を収益物件として選ぶのかは、ターゲットとする層によって変わってくるため、購入する物件のエリアではどのような賃貸物件に対するニースが高いのかを見極めることが重要です。
マンション経営なら手間と費用がかかりにくい
不動産投資の中でも、マンション一室に投資する方法は初心者でも比較的管理が行いやすいといえます。
なぜならマンションは共用部分と専有部分に分けることができますが、共用部分の管理は管理組合や管理会社やなどが主に対応します。
オーナーが管理面で重視するのは、居住部分となる専有部分です。
共用部分の修繕は毎月徴収され積み立てている
マンション自体は定期的に配管や外壁など、規模の大きな修繕を行うことになりますが、これは毎月、管理組合に修繕積立金として支払うことになるので、ある日突然、修繕工事を行うのでまとまった資金を準備するように!といった請求はありません。
ただ、マンションによっては大規模修繕工事に対する修繕積立金が十分でない場合があり、その場合には実際に工事を行う際に一時金などを徴収される可能性も出てきます。
マンション選びにおいて、毎月の修繕積立金を含め、大規模修繕工事に対する計画がしっかり行われているかを確認するようにしましょう。
初心者でも始めやすいのはワンルームマンション
もしワンルームマンションに投資するなら、費用も比較的少額から始めることができます。特に不動産投資の初心者である場合には、デビューに最適な物件といえるでしょう。
設備が充実しているマンションなら集客の面でも有利になるため、似たような物件が周辺にある場合には差別化が図れているかなどをチェックすることも大切です。
ターゲット層に求められる設備などが備わっているか、外観や間取り、駅からの距離や周辺環境などもしっかりチェックしましょう。
エリアや物件を見極めることが重要
マンション経営は管理がしやすく、手間を取られることがないというメリットがありますが、管理組合がしっかり機能し、管理会社などの管理が適切でなければトラブルのもとになってしまいます。
その点を十分に注意し、物件やエリアの特性を見極め、自分に合った不動産投資を初めてみてはいかがでしょう。