【FOREIGNER】

最近、街で外国の方を見かけることが多いのではないでしょうか。

日本ではインバウンドが増加しており、以前よりも多くの外国の方が訪れるようになっています。

今回はインバウンドが与える不動産投資への影響についてご紹介させて頂ければと思います!

【インバウンドとは】

インバウンドとは、海外からの日本への旅行や旅行する人々のことを指します。

インバウンドが増加しているということは、それほど海外からの観光客や旅行客が多くなっているということです。

日本政府観光局(JNTO)の調べによると、2024年8月までの訪日外客数は24,007,900人となり、前年同月までの15,190,280人と比較すると約58%も上昇しているのです。

では、その理由はなんなのでしょうか。

日本の物価安や円安も考えられますが、一番は日本の魅力が世界的にも注目を集めているからでしょう。

以前にもご紹介させて頂きましたが、東京は『世界の魅力的な都市ランキング』にて第3位にランクインしています。

分野別に見ても、「住居」部門ではパリ、マドリードに次ぐ3位となっており東京の住まいは世界的にもとても評価が高いのです。

2023年の外国人観光客の宿泊者も、東京が4273万人宿と2位大阪の1848万人宿の2倍以上の数値となっており、その人気ぶりが伺えます。

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引用:訪日インバウンドナビ

 

【長期滞在する人たち】

インバウンド増加に伴い、海外からの居住者も増えています。

令和5年末時点の在留外国人数は、341万992人(前年末比335,779人、10.9%増)と、過去最高を更新しました。

その中でも在留外国人が最も多いのは東京都の663,362人となり、前年から67,214人も増加しております。

その理由として、企業のグローバル化や政府の外国人受け入れ政策、留学生の日本大学への進学増加が挙げられます。

日本では現在少子高齢化が問題となっており、労働力が不足しつつあります。

そんな中で海外からの労働力を受け入れる動きも高まっているのです。

また、そういった企業に対しての補助金等の政策もあるので、今後も在留外国人は増え続けていくと予想されます。

【賃貸への影響】

それでは、そういった人々はどこに住むのでしょうか。

在留外国人の人々も長期間日本に滞在することになる為、住まいを探し始めます。

その際にもっとも選ばれやすいのが、都心部の単身者物件なのです。

実際に弊社の管理物件でも外国籍の入居者様もいらっしゃり、長く住み続けて頂いている方もいらっしゃいます。

大学や日本の企業は東京都心部に集中しているので、そのエリアの中でも比較的家賃の負担が少ない単身者用物件を選ぶのです。

東京は世界的に見ても交通アクセスの利便性が非常に高い街なので、海外の方から見ても居住地としてとても魅力的です。

日本では人口が都心部へ集中し続けている為、海外からの人口が増えるほどさらに都心部の賃貸需要は高まります。

また、外国籍の入居者様の特徴として審査のハードルが高いという特徴があります。

弊社でも入居後のトラブルによりオーナー様へご迷惑をお掛けする事がないよう、保証会社にて厳正な審査を行っております。

逆に考えると、一度入居して頂くと次のお引越しの際の審査の手間やハードルの高さから長期間の入居になる事も考えられます。

そういった点を考えると、近年のインバウンド増加は不動産投資をされているオーナー様にとっても追い風となるのです。

今後の東京都への転入者数だけでなく、海外からの人口流入も考えると今後も東京都心部の賃貸需要は高まっていくでしょう。

ご所有物件の管理にてお悩みの方や不動産投資についてご検討中の方がいらっしゃれば、是非一度お問合せくださいませ!

 

参考文献:https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00040.html#

https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/

https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/toukei/tourism/jittai/r5-jittai/