皆様こんにちは!
実はこう見えて夏には弱い「パッション系社会人」のものです!
今回は金利についてご紹介させていただければと思います思います!
【金利とは?】
金利とは、お金を『借りたり預けたりする際に発生する“利息の割合”』のことです。
私たちは日常生活の中でも、住宅ローンや貯金、クレジット利用などで自然と金利の影響を受けています。
• お金を借りるとき:元金に対して支払う利息の割合
• お金を預けるとき:元金に対して受け取る利息の割合
英語で金利は “interest(インタレスト)”。
語源は「inter(間)+est(存在)」で、「人と人の間に生まれる価値」という意味があるといわれています。
つまり金利とは、お金の“時間的価値”を表すものとも言えるのです。
【金利を決めているのは誰?】
金利の基準を決めているのは、私たちの預金口座のある銀行ではなく、『日本銀行(日銀)』です。
日銀は景気の動きを見ながら「金融政策」を行い、市場に流通するお金の量を調整しています。
政策には大きく2つの方向があります↓↓
● 金融引き締め(景気が好調なとき)
景気が過熱し、物価が上がりすぎているときに、日銀は金利を上げることで市場のお金の流れを抑えます。
お金を借りにくくすることで、過剰な投資や消費を落ち着かせる狙いがあります。
● 金融緩和(景気が停滞しているとき)
景気が落ち込んでいるときは、日銀が金利を下げることでお金を借りやすくします。
これにより企業の投資や個人の住宅購入が促され、経済が再び活発になるよう調整しているのです。
【金利の変化と不動産投資の関係】
不動産投資において、金利の動きはとても重要です。
ローンを利用して購入する場合、金利が少し変わるだけで返済額や利回りに影響が出るためです。
ただし!
ここが重要なのですが、「金利が低い=良い」「金利が高い=悪い」という単純な話ではありません。
それぞれに「メリット」と「チャンス」があるのです。
【金利が低いときの不動産投資】
⭐︎借入コストが下がり、初期投資の負担が軽くなる
⭐︎キャッシュフローが安定し、長期的な運用に向く
⭐︎投資家が増えるため、物件が見つかりにくいことも
低金利期は「買いやすい時期」ですが、人気が集中するため物件の選定力がカギになります。
立地・賃貸需要・管理体制をしっかり見極めることが大切です。
【金利が高いときの不動産投資】
⭐︎借入コストが上がり、投資へのハードルは一時的に高まる
⭐︎一方で、景気が良くなり物価や家賃も上昇傾向に
⭐︎競合が減るため、優良物件を安く購入できるチャンスも
高金利期は「仕込み期」。
長期的な視点で、家賃収入と資産価値の両面から見れば、むしろ堅実な運用ができる時期とも言えます。
■ 金利が高くても低くても、不動産投資は“強い資産”である理由
どんな金利環境であっても、不動産は「現物資産」=実際に形のある価値を持っています。
株式や投資信託のように値動きが激しくないため、インフレにも強い資産です。
• 金利が低いとき:ローンを活用してレバレッジを効かせやすい
• 金利が高いとき:インフレとともに家賃が上昇し、収益性を確保しやすい
つまり、不動産は『どんな金利局面でも価値を発揮する“バランス資産”』なのです。
市場や金利の動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点で運用を続けることが何よりも大切です。
■ まとめ:金利を「味方」にする発想を
金利の変化は、景気や市場を映す“鏡”のようなものです。
それを恐れるのではなく、「今の金利だからできる戦略」を考えることで、
不動産投資はより安定的で強い資産形成の手段になります。
【筆者紹介】
趣味:四季の趣きを感じながら朝の散歩、ゴルフ
好きな女性のタイプ:たんぽぽに息を吹きかけて楽しめる無邪気な方
座右の銘:昨日やったはバカヤロー
【参考文献】
参考:三菱UFJ銀行ホームページ
https://www.bk.mufg.jp/column/keizai/b0051.html
参考:中央労働金庫ホームページ
https://chuo.rokin.com/banking/saving/column/interest_rate/












